規約
規約
1997年9月15日 制定
1999年7月18日 改正
2001年7月29日 改正
2010年8月28日 改正
1 名称
キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワーク
2 目的 教育の場におけるセクシュアル・ハラスメント問題の解決に寄与するために、教育機関、学術諸団体、各種運動体、司法関係者、カウンセリング機関などとの連携を通じて、情報交換、意識啓発、問題解決のための諸活動、被害者の支援などを行う。
3 活動内容
(1)セクシュアル・ハラスメント問題への対策を充実させるために、各大学のセクシュアル・ハラスメント防止体制(ガイドライン作り、相談窓口作り、研修教育プログラムなど)に関する情報を収集するとともに提供する。
(2)各ブロックでは、被害者の訴えに対応して、全国的なネットワークを活用しながら、被害者の意思を尊重した支援活動を行う。
(3)セクシュアル・ハラスメント問題への教育・啓発活動を積極的に行う。全国レベルでも、地域ブロック・レベルでも、弁護士、カウンセラー、組合、様々な女性グループや女性センターの相談窓口、行政機関などとの連携・働きかけを押し進めていく。
(4)ネットワークの参加者だけでなく外に呼びかけて、キャンパス・セクシュアル・ハラスメントに関する定義付け、問題点、対応策などについて議論の場を積極的にもち、日本の状況に合い、実践力となるセクシュアル・ハラスメントに関する理論を構築していく。
(5)セクシュアル・ハラスメント防止に向けて、公的機関に働きかけて、政府や行政の積極的な対応を促していく。
4 組織
(1)地域ブロック
北海道、東北、北陸、関東、東海、関西、中国四国、九州、沖縄を地域ブロックとし、個人および団体のネットワーキングを行うことを基本とする。ブロック化によって、地域に根ざし、その実情に応じた対応、情報の交換やその他の活動を行う。地域ブロックには、ブロック代表者を置く。ブロック代表者は、地域ブロック内、および地域ブロック外との連携・調整を担当する。ブロック代表者の選定方法は、各地域ブロックに一任する。
(2)全国ネットワーク事務局
地域ブロック間のネットワーキング、およびネットワーク外の各種全国組織とのネットワーキングを行うことを目的として、全国ネットワーク事務局を置く。
当面の間、全国ネットワーク事務局は、原則として2年交代で各地域ブロックの持ち回りとする。事務局員は、事務局を担当する地域ブロックが任命する。
事務局の業務は、1)窓口に寄せられたケースを担当のブロックに連絡する、2)全国会議を主催、あるいは他のブロックに委託する。
(3)ブロック代表者会議
ブロック代表者会議は、全国ネットワークの意志決定機関、責任者として、各ブロックの代表から成る。
(4)ニューズレター
ニューズレターは、各地域ブロックが持ち回りで発行する。
5 財政
個人加入 年3000円(学割 1000円) 団体加入 年5000円
加入者には、年3回のニューズレターなどの情報が届く。
会費は事務局が管理し、印刷代、通信費、会場費、その他活動に必要な費用にあてる。
6 情報の管理について
ネットワーク加入者の名簿は事務局と地域ブロック代表者のみが管理し、公開は一切行わない。
7 規約改正について
必要に応じて規約を改正することができる。改正には、ブロック代表者会議の決定を必要とする。